用語集

OCG(オプショナルコンテントグループ)

PDFのOCGとは、インタラクティブなコンテンツ用の選択可能なレイヤー機能です。PDF2GoのPDF用語集で詳しく学べます。

OCGとは?

「 OCG(オプショナルコンテントグループ) は、ISO 32000-2:2020 第8.11節で定義されている、インタラクティブなPDFビューアで選択可能なレイヤーを実現するPDF機能です。

OCGを使うと、PDF内の特定のコンテンツ(テキスト、画像、注釈など)の表示・非表示を切り替えることができます。技術図面、多言語ドキュメント、レイヤー構造のグラフィックスなどでよく利用され、PDFプレゼンテーションのインタラクティブ性とカスタマイズ性を高めます。

オプションコンテンツの仕組み

オプションコンテンツグループはコンテナではなく、名前付きのハンドルです。ページ内のコンテンツはどのグループに属するかでタグ付けされ、そのグループ全体をオンまたはオフに切り替えます。そのため、1つのレイヤーが複数ページにまたがることがあり、1つのレイヤーをオフにすると画像、テキスト、注釈が同時に影響を受けることがあります。

文書には、どのグループがデフォルトで表示されるかを記録する設定が保存され、ビューアはレイヤーパネルを通してそれを表示します。グループは手動ではなく自動で制御することもでき、たとえばズームレベルに応じて、図面を拡大したときにだけ細かい情報が表示されるようにできます。

オプションコンテンツの用途

  • 各寸法、注釈、補助線がそれぞれ専用のレイヤーに分かれている技術図面やCAD図面。
  • 道路、ラベル、等高線、境界線などを別々のレイヤーに分けた地図。
  • 共通のデザイン上に、言語ごとに1つのレイヤーを持たせた多言語文書。
  • ニスや型抜きなどのレイヤーを、読者には表示せずオペレーターには表示する必要がある印刷制作。

オプションコンテンツは、ほとんどの人がPDFの レイヤー について話すときに指しているものです。レイヤーをオフにすると、そのレイヤーは非表示になるだけで、削除されるわけではなく、非表示のコンテンツもファイル内には残っています。