PDFレイヤーとは?
PDFでは、 PDFにおいて、レイヤーとは互いに重ね合わせて最終的な文書を構成できる、独立したコンテンツのセクションを指します。レイヤーは オプションコンテンツグループ(OCG) または単に "OCG".
各レイヤーには画像、テキスト、注釈などさまざまな要素を含めることができ、オン/オフの切り替え、表示/非表示、並べ替えが可能です。これにより、文書全体には影響を与えずに、特定の部分だけを選択して表示・編集できます。
レイヤーはよく、 複雑なPDF文書 で使用されます。例えば技術図面、地図、図表などで異なるビューや詳細レベルを表示したり、インタラクティブなPDFフォームで、ユーザー入力に応じて異なるフォーム項目を表示したりする場合などです。
レイヤーはオプションコンテンツグループです
PDFビューアがレイヤーと呼んでいるのは オプションコンテンツグループ(optional content group)です. ページ上のコンテンツは名前付きグループに割り当てられ、ビューアには各グループの表示・非表示を切り替えられるパネルが用意されています。
重要なのは、レイヤーは別のページでも別ファイルでもないという点です。すべては1つのドキュメント内にあり、レイヤーを非表示にしても画面表示が変わるだけです。
非表示は「削除」ではありません
非表示レイヤー上のコンテンツもファイル内には残っています。レイヤーパネルを開けば誰でも再表示でき、テキスト抽出や検索にも含まれます。
これは、レイヤーが読者向けではない内容を保存するために使われている場合に重要です。たとえば見積書の価格メモ、社内用の改訂内容、印刷用だけのトムソン抜きやニス引き用レイヤーなどです。正しく削除するには、単にオフにするだけでなく、ドキュメントをフラット化するか、そのレイヤーのコンテンツを削除する必要があります。本当に削除すべきテキストには、上から隠すだけではなくテキスト自体を消去する「墨消し」を使用してください。